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月刊トレーニング・ジャーナル 2007年5月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2007年5月号(通巻331号)







特集/頭・首のケガへの対応と予防

 コンタクトスポーツ、あるいはコリジョン(衝突)スポーツと呼ばれる種目では、頭や首に関するケガを目にすることが比較的多い。ただし、今回ラグビーでの事故予防について話をお聞きした小野陽二医師によると、スノーボードでの頭頸部損傷での死亡事故が目立つそうだ。吉田早織氏には、アスレティックトレーナーとしての立場から、大学アメリカンフットボール部での脳震盪の発生する場面や症状、対処法についてお聞きした。また頸部トレーニングの考え方について猪俣弘史氏、太田千尋氏にうかがった。単独で鍛えるのではなく、体幹との連動や動作トレーニングへ結びつける発想が興味深い。


1.常に悪いほうを想定する
——頭頸部損傷から選手を守る
小野陽二・小野クリニック院長

2.脳震盪への対応と啓蒙
吉田早織・東海大学アメリカンフットボール部ヘッドアスレティックトレーナー、東海大学体育学部非常勤講師

3.首のトレーニングは「挨拶」のように
猪俣弘史・リコーブラックラムズ・ストレングスコーチ、東海大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ

4.動きづくりを視野に入れた首のトレーニング
太田千尋・クボタスピアーズ・フィジカルコーチ



Special Report
「心・食・体」それぞれの専門スタッフによるサポートプログラム②
―― 横浜ベイスターズの取り組みからみるジュニア層へのシステム構築に向けて

Progressing WORLD 競技力向上のスポーツ情報戦略
JISS スポーツ情報研究部

アスリートのリハビリテーション・レポート 5
バレーボール選手のインピンジメント症候群
板倉尚子・日本女子体育大学健康管理センター

トップアスリートの身体感覚 10
柔道 谷本歩実 (コマツ)

指導者に学ぶ——勝利の哲学と人づくり 5
清水隆一 元熊谷組硬式野球部監督、現キャリパーコーチングカレッジ代表取締役
取材・文/能勢康史・野球コンディショニングコーチ、SSO

マトヴェーエフ博士は語る 24
ゲーテーオー制度について
魚住廣信・平成スポーツトレーナー専門学校校長、Ph.D

心拍数を使いこなす 13
ジュニア優秀サッカー選手のゲーム中の心拍数から得られるもの
杉田正明・三重大学教育学部

投手のつくり方 4
投手の練習・調整法
能勢康史・コンディショニングコーチ

メンタルトレーニング——何がどのように役立つか 15
サッカー審判員の心理サポート
―― 国際審判員から「レフェリーカレッジ」まで
立谷泰久・国立スポーツ科学センター、日本スポーツ心理学会認定メンタルトレーニング指導士

共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 2
考え抜き、意志のある計画を立てる
―― なぜ計画通りに進まないのか?
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ

海外スポーツ医科学情報——英国ラフバラからの便り 11
第6回世界フットボール学会の参加報告とラフバラでの1年を振り返って
上向貫志・武蔵大学人文学部助教授、ラフバラ大学客員研究員


ある一日/早稲田実業学校のすべての部活動をカバーする 高橋忠良 中学・高校常勤アスレティックトレーナー
ON THE SPOT/現場から
話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:山根太治

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