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月刊トレーニング・ジャーナル 2006年10月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2006年10月号(通巻324号)







特集/スイング動作
──理にかなった動きとは


今回は、スポーツの動作におけるスイング動作と、そこから少し広げて投球やランニングによる体幹の回旋にスポットを当てた。スポーツドクターや理学療法士の立場からは、回旋の動きによってどのような問題が生じ得るか、その評価方法や対処法についてまとめた。スポーツの現場からは、バレーボールや野球など、大きな回旋動作が必要不可欠な競技に携わるお二人に、スイング動作についてうかがった。さらに、スポーツバイオメカニクスの研究者にもお聞きしている。動作を運動連鎖でみていくと、回旋動作がキーとなるパフォーマンスの向上や、傷害予防に必要なものがみえてくる。

1. スイング動作で起こるケガ
若野紘一・慶應義塾大学スポーツ医学研究センター

2. 運動連鎖から考える回旋機能評価
──機能評価とリコンディショニング
橋川拓史・北千葉整形外科理学診療部部長、理学療法士

■運動連鎖を踏まえた全体の評価を
寺門 淳・北千葉整形外科院長、千葉大学医学部臨床教授

3. 技術を高めるための回旋運動
──バレーボール指導の現場から
安保 澄・武富士バンブーコーチ

4. 打撃時における体幹の回転の必要性
平野裕一・国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部長

5. 目の動きで回旋をつくる
今関 勝・フィットネスアポロ、ベースボールコメンテーター



スポーツトレーニングの誤解を解く──科学的に、かつわかりやすく面白く 18
なんば走りを「捻る動作の意義」から考える:
流行のトレーニングの捉え方 2
谷本道哉・国立健康・栄養研究所特別研究員
荒川裕志、松林武生・東京大学大学院博士課程

寄稿
指定管理者におけるモニタリングの重要性
大竹弘和・スポーツシステム研究所代表取締役

チームビルディング──個を活かすための組織づくり 9
役割認識
福富信也・東京ヴェルディ1969サッカースクール小山支部コーチ

シーズンを戦い抜くためのコンディションづくり 6
フィジカルチェックによる客観的指標 Part 2
菅野 淳・ジュビロ磐田

対談「世界と闘うコーチング」 15
入念な準備がもたらす勝利[後編]
近藤欽司・卓球女子ナショナルチーム監督
対談ホスト:青柳 徹・日本体育大学女子短期大学部講師、(財)日本スケート連盟スピードスケート強化副部長

マトヴェーエフ博士は語る 17
データの分析法について
魚住廣信・平成スポーツトレーナー専門学校校長、Ph.D

メンタルトレーニング──何がどのように役立つか 9
スポーツ選手の心理サポートにおける2 つの資格、専門家
――スポーツメンタルトレーニング指導士と認定スポーツカウンセラー
中込四郎・筑波大学

心拍数を使いこなす 10
心拍数を運動中と睡眠中に測定することで見えてくるもの
杉田正明・三重大学教育学部

トップアスリートの身体感覚 3
ラグビー
村田 亙(ヤマハ発動機ジュビロ)

技術向上のためのグレーディングシステム 6
指導者が自覚しなければならないこと
井上恵三・井上恵三スキー学校校長

海外スポーツ医科学情報──ドイツ・ヘッセンからの便り 4
ドイツでのスポーツ事情、医科学サポート体制
岡田 瞳・ノードヘッセン専門大学在学中




Message to Sports/スポーツ医学・科学・情報の中枢機関のセンター長の視点 笠原一也・国立スポーツ科学センター センター長
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