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月刊トレーニング・ジャーナル 2009年12月号

月刊トレーニング・ジャーナル
2009年12月号(通巻362号)






特集/手を抜く、力を抜く


 身体を動かすことができるのは力を入れるからであるが、力の入りすぎもよくない。力を抜けと言われてもなかなか難しい。今回は力を抜くこと、そしてよい意味で手を抜くということについて、岡田氏には柔道、黒澤氏には真剣を用いた居合道の立場から、アスレティックトレーナーの加藤氏にはケガからの復帰やコンディショニングの現場的立場からお話をお聞きした。そして最後に木塚氏には研究の視点から力を抜くことについてインタビューしている。

1.一本を決めるには緩急強弱の力が必要
——柔道の場合
岡田保彦・警視庁柔道教師

2.真剣の扱いで必要な力の抜き方
——身体と精神とのバランス
黒澤雄太・日本武徳院試斬居合道師範・剣士

3.モビリティ獲得のために
——力を抜くことから始める
加藤英樹・日本大学アメリカンフットボール部トレーナー、通所介護センター・タケダ、乳幼児運動教室Optimista、順整会新浦安整形外科クリニック・明海整形外科、ATC

4.トップアスリートでも難しい力の抜き方
木塚朝博・筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授


新連載 身体言葉(からだことば)に学ぶ知恵 1
肩に力が入る
辻田浩志・腰痛館代表

わかりやすいスポーツバイオメカニクス 3
[対談]バイオメカニクスを体育分野でこそ活用してほしい
植屋清見・山梨大学教育人間科学部教授
吉田康行・お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センター、アカデミックアシスタント

メールで語る井戸端会議——子育てと仕事 21
サポートした選手を思い出す
桜井静香・J-Spiritアドバイザー、健康運動指導士
伊藤句里子・アスレティックトレーナー

スポーツ現場で知っておきたいクスリの話 12
風邪薬
原田知子・千葉大学アメリカンフットボール部アスレティックトレーナー、薬剤師、ATC

データで見るプロ野球選手の身体的特性 25
少年野球選手のバットスイング速度と形態・体力との関係
中山悌一・立命館大学客員研究員

これからはじめる乳酸値 5
評価指標をどのように決めていますか
澤野 博・Unit代表、フィジカルコーチ

共鳴できるコンディショニングプログラムづくり 33
いかにゲームやパフォーマンスを理解するか
――持久系トレーニングにおける大局的側面からのシステム化
南川哲人・立命館大学ストレングス&コンディショニングコーチ、JATI近畿支部スタッフ、JATI-ATI

海外スポーツ医科学情報——イタリア・ペルージャからの便り③ 42
本当の勝負の世界に身を置いて感じたこと
井田征次郎・SEMONTE CALCIO(イタリアサッカー・セリエE)アシスタントコーチ兼フィジカルコーチ




ある一日/70 歳現役トレーナー 中田正剛 トレーニング指導者
ON THE SPOT/現場から
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話題の新刊/本とビデオの紹介 書評:板井美浩
人物ファイル/辻田浩志、吉田康行

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