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わたしたちはスポーツ医科学専門出版社です

Sportsmedicine No.250, 2023
月刊スポーツメディスン

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)

野球検診が担うもの


MSM 250

月刊スポーツメディスン 5月号
Contents May, 2023

May Special 野球検診が担うもの

各地で野球検診が行われるようになってきている。とくに超音波画像で肘に離断性骨軟骨炎(OCD)の進行がないかを確認する機会となる。今回は青森県と埼玉県で、それぞれどのような取り組みが行われているかをお聞きした。そもそも選手に検診に目を向けてもらうための開催日程をどうするか、また選手が検診を受けて終わりにしないためにどのようにするかに工夫がこらされている。さらに検診での項目の選定やスタッフ募集、運営前の研修などについても取り上げた。


1. 青森県での野球検診の取り組み ──『野球検診手帳』の生まれた経緯と目的
前田周吾・青森労災病院 整形外科、青森県スポーツドクターの会


2. 「埼玉スポーツメディカルサポート」による野球検診
新島慎也・川口工業総合病院リハビリテーション科、NPO法人 埼玉スポーツメディカルサポート


今月号より、新連載「ストリートダンスで起こりやすいケガとその予防」が始まります。

■訂正とお詫び
最終ページに告知されている、紙媒体(印刷版)が257号で終了するとのお知らせは、正しくは248号となります。
(誤)紙媒体は No.257…
(正)紙媒体は No.258…


連載 スポーツにおけるLGBTQ+、トランスジェンダーアスリートに関連した倫理的課題 4
国際オリンピック委員会(IOC)によるトランスジェンダーポリシーの変遷、五輪憲章や国連との協調も踏まえて
貞升 彩・整形外科医師・医学博士、スポーツ倫理・インテグリティ修士、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授

連載 カラダの科学を支える数学──スポーツ医/ 科学のための数学の使い道 12
行列
岡野真裕・神戸大学大学院人間発達環境学研究科v

連載 産前産後の生理学と社会課題 8
産後女性の局所疲労改善のための運動生理学的アプローチ(その1) 寅嶋(桜井)静香・京都工芸繊維大学研究員

Seminar


連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 31
経験に支配されない
―― 人工股関節置換術を例に
紀平晃功 呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 45

超高齢社会における運動指導者の役割(5)
── 近くに小規模運動施設を設置する努力
宮下充正・一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授


新連載 ストリートダンスで起こりやすいケガとその予防
ストリートダンスの成り立ち
塩﨑由規・練間堂 院長、アルファ医療福祉専門学校教員、柔道整復師、鍼灸師


連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 32
関節の形状と動きの関係
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

資格 取得関連講習会

連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 32
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(32)

Books

編集をおえて