スポーツにはいつも発見がある
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わたしたちはスポーツ医科学専門出版社です

Sportsmedicine No.239, 2022
月刊スポーツメディスン 4月号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税)
年間購読料11,000円(10,000円+税)

イップスの謎



MSM 239

月刊スポーツメディスン 4月号
Contents April, 2022

April Special
イップスの謎

イップスについて、まだわかっていないことが多いそうだ。その中で、悩まされているアスリートに対する介入を行う石原氏。ご自身も経験者であり、イップスとはどのようなものであるか、現時点で把握していることや研究についてお聞きした。そして投球動作にイップスが生じるという西澤氏には、そのきっかけや自分なりに改善に向けて行った取り組み、イップスになったことをどのように位置づけているかについてお聞きした。


1. イップスを知る
石原 心・特定非営利活動法人 Yips Lab.Japan 代表理事

2. 突然に投げられなくなる経験
西澤 隆・柔道整復師、日本スポーツ協会コーチデベロッパー、スポーツ科学修士


今号より、「カラダの科学を支える数学」がスタート。数学をスポーツの分野でも活用するためのヒントを解説していただいている。


資格 取得関連講習会

新連載 カラダの科学を支える数学──スポーツ医/科学のための数学の使い道
趣旨説明/計算のテクニック
岡野真裕・神戸大学大学院人間発達環境学研究科

Seminar

連載 運動誘発性筋損傷(筋肉痛)の最新科学 10
EIMDの分子メカニズム
山口翔大・慶應義塾大学体育研究所 特任助教、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント 特任助教
稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所 専任講師
神武直彦・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授

連載 スポーツ科学と生命科学のクロスロード──分子・細胞生物学で紐解くトレーニングによる生体適応 最終回
遺伝子工学:標的分子の量や機能を自在に操り、トレーニングによる生体適応のメカニズムを明らかにする
田村優樹・日本体育大学(体育学部/ 大学院体育科学研究科/ 体育研究所) 助教、博士(学術)、JSPO-AT

連載 アウトドアスポーツ大会救護の必需品 最終回
EAP(緊急対応計画)
浅井隆之・Polar Bear Trainer’s Team 代表 アスレティックトレーナー

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 34
スポーツ科学を考える Ⅲ
── スポーツは文化である
宮下充正・一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授

連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 20 
ケガの原因や影響を鑑みて対応を考える
―― ふくらはぎの肉ばなれを例に
紀平晃功・呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI

連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 21
姿勢と筋の相互作用
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

連載 形状と機能 2
踵骨隆起の形状について
壇 順司・帝京大学 福岡医療技術学部 理学療法学科

連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 21
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(21)

Books

編集をおえて