Sportsmedicine No.157, 2014
月刊スポーツメディスン 2014年1月号 通巻157号
A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,000円(+税) クリアランスセール特価550円(500円+税)[品切れ]
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January Special
■特集 鼠径部痛症候群
──その概念とリハビリテーション・予防
鼠径周辺部痛と鼠径部痛症候群。英語でもgroin painとgroin pain syndromeでよく似ているが、疾患概念が異なる。サッカー選手に多発する鼠径部の痛みに取り組み、当初は「スポーツヘルニア」としてその手術に取り組むものの、器質的疾患が認められない鼠径部の痛みを「鼠径部痛症候群」と呼び、やがて保存療法で改善、手術はしなくなったという仁賀定雄先生に取材した。その治療方針の経緯から、保存療法の詳細まで語っていただいた。また、保存療法を担当する畑中仁堂先生に、股関節インピンジメントなどの疾患がある場合でも有効な保存療法について紹介していただいた。本誌118号、138号と併せて読んでいただければさいわいである。
1 「鼠径部痛症候群:治療の変遷と展望を語る
仁賀定雄・JIN 整形外科スポーツクリニック院長
2 鼠径部痛症候群のリハビリテーションの有効性
──股関節インピンジメントが疑われる場合の保存療法
畑中仁堂・じんどう整骨院アスリート、柔道整復師、鍼灸マッサージ師、日本体育協会公認アスレティックトレーナー
特集頁例 msm157.pdf *注1
The Muscle Again
連載 筋肉再発見
サーカディアンリズムと骨格筋の分子時計
宮下充正
Editorial Report
話題の最前線
アスリートから高齢者まで、高度な診断・治療を可能にする環境を実現
──JIN整形外科スポーツクリニック
Report from Europe
連載 After 2012 オリンピック・パラリンピックから見える風景 6
ラフバラ大学のスポーツ戦略 Vol.6
̶ Sport Complex, Nike Academy, Cafe ̶
久木留 毅
Seminar Report
子どものからだと心の危機の克服をめざして
今、子どものからだと心に何が起こっているのか
──第35回子どものからだと心・全国研究会議
The Discussion
新連載 座談会 野球の指導用語を吟味する:「開く」編
医療従事者における投球動作指導を考える
参加者: 秋吉直樹 医療法人社団淳英会おゆみの整形外科クリニック、理学療法士
菊池貴之 広瀬医院、理学療法士、Total Conditioning Support System STEP 代表
久保田正一 くろだ整形クリニック、Baseball-Station 代表、理学療法士
名塚健史 埼玉医科大学かわごえクリニック、理学療法士
前田 健 BCS Baseball Performance 代表、元阪神タイガーストレーニングコーチ
Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」51
自転車事故に関する近時の傾向
高木宏行 スポーツ法政策研究会、高木総合法律事務所、弁護士
Sports and Medicine
連載 スポーツと医療の現場から考える 34
医師が学童野球の監督に携わって
河崎賢三
Meridian Stretch
連載 「経絡ストレッチ」──身体の異常判断と修正が容易にできる 70
経絡ストレッチで症状を改善しよう38
ランナーに起こりやすい傷害への対応(20)
──股関節の痛み
朝日山一男
Physical Essay
連載 からだのエッセイ「身体の森」 38
オキナワ
山田ゆかり
その他
Books
Event
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