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No.1〜145

DVD版 月刊スポーツメディスン
特集パック No.28-137


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Sportsmedicine No.146, 2012
月刊スポ-ツメディスン 2012年12月号 通巻146号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,100円(1,000円+税) クリアランスセール特価550円(500円+税)[品切れ]
年間購読料11,000円(10,000円+税)


■特集 ジャンパー膝を治す ──分類に基づく診断、エコーによる診断、そして運動療法

ジャンパー膝は、バレーボール、バスケットボールなどジャンプを繰り返す競技に多いとされるが、ラグビーやサッカーなどでもみられ、実際にはまだ定義がはっきりしない疾患である。ジャンパー膝がなかなか治癒しないという例は比較的多いが、この特集では、ジャンパー膝に対してよい成績をあげている医療機関の先生に取材、診断・治療・リハビリテーションなどについて紹介していただいた。東京西徳洲会病院の森戸先生、八木先生らには、ジャンパー膝の分類に基づく、診断・治療・運動療法、東あおば整形外科の高橋先生、村瀬先生には、エコーを用いた診断・治療、メディカルフィットネス施設と連携した運動療法などについて語っていただいた。

1 ジャンパー膝の分類に基づく診断と治療
森戸俊行・医療法人徳洲会 東京西徳洲会病院 関節外科センター長、スポーツリハビリテーションセンター長

2 ジャンパー膝の分類と運動療法
八木茂典・東京西徳洲会病院スポーツリハビリテーションセンター、理学療法士、日本体育協会公認アスレティックトレーナー
武村綾乃・東京西徳洲会病院リハビリテーション科、理学療法士

3 ジャンパー膝への対応──エコーを用いた診断とメディカルフィットネス施設との連携
高橋 周・東あおば整形外科

■当院でのジャンパー膝の理学療法
村瀬善彰・東あおば整形外科、理学療法士

特集頁例  msm146.pdf *注1


Topic Scanning
新しい流れを読む
サポートする側と受ける側──東京都スポーツ医・科学サポート事業

Contribution
オーストラリアでPhysiotherapistを目指して
大学の授業と仕事の両立
三木貴弘・理学療法士

Essay on the Picture
私の“一枚の絵”
富士登山
飛松好子・国立障害者リハビリテーションセンター健康増進センター長

Olympic Report
オリンピックリポート
ロンドンオリンピック観戦記(下)──大会期間中に実施された法的支援活動について
高松政裕・スポーツ法政策研究会、京橋法律事務所、弁護士

Contribution
寄稿 手を使わなくても逆上がりはできるか
手を使わなくても逆上がりはできる
中村 賢・社団法人TAISO LAND店長

Contribution
寄稿
サッカーU14男子ナショナルトレセン開催時におけるメディカルサポートについて
矢田部佳久 ほか・いちはら病院整形外科

Contribution
寄稿
FMD検査を用いた動脈硬化の評価──メディカルフィットネスこまつ
村上早百合 ほか・クリニックこまつ メディカルフィットネスこまつ、健康運動指導士

Contribution
寄稿
骨格筋に損傷をもたらすスタチン服用と筋肉の伸張性収縮活動
宮下充正・東京大学名誉教授、首都医校校長

Sports and Medicine
スポーツと医療の現場から考える
少年野球指導者論Ⅱ──子どもたちの「体の発育、心の発達」を理解しよう!
河崎賢三・スポーツ整形外科医、桐蔭横浜大学 スポーツ健康政策学部 教授

Sports & Law
基礎から学ぶ「スポーツと法」
スポーツと「性別」
白井久明・スポーツ法政策研究会、京橋法律事務所、弁護士

Topics on Children
子どものからだと心
子どもの「発達」は保障されているか?──『子どものからだと心 白書2011』より
鹿野晶子・子どものからだと心・連絡会議、日本体育大学博士後期課程

Synapsology
シナプソロジー
脳の潜在認知力を引き出す「シナプソロジー」──メンタルヘルス市場における展開事例
沖本 大・シナプソロジー普及会ディレクター、株式会社 ルネサンス商品開発部 課長代理、社団法人 日本フィットネス協会/ADD・ADE・AQS

Meridian Stretch
「経絡ストレッチ」──身体の異常判断と修正が容易にできる
経絡ストレッチで症状を改善しよう 27
ランナーに起こりやすい傷害への対応(9)──足底筋膜炎
朝日山一男・神奈川衛生学園専門学校

Physical Essay
からだのエッセイ「身体の森」
国体
山田ゆかり・スポーツライター、早稲田大学非常勤講師、一般社団法人飛騨シューレ代表理事


 「ジャンパー膝」と呼ばれる疾患はよく知られ、練習後コートでアイスマッサージをしている光景もみられる。練習を休めばよくなるだろうが、現場ではなかなかそうはいかないことが多く、慢性化し、なかなか治らないということもある。
 だが、「では、ジャンパー膝とは何か?」となると、案外はっきりしていないということがわかり、今月の特集テーマにすることにした。
 以前にも取材で訪れたことがあるが、JR拝島駅から歩いて10分くらいのところにある東京西徳洲会病院ではジャンパー膝から競技復帰する例が非常に多いとのことで、森戸俊行先生(P.4)をたずねた。そこで行われている診断と治療について聞いた。分類に基づく正確な診断から話が始まり、ジャンパー膝とはどこのどういう損傷なのか、その認識こそが大事なのだと知らされる。
 では、局所の治療のあとの運動療法はどう考え、何を行うか。それについて、同病院の理学療法士、八木茂典先生と武村綾乃先生(P.9)に「分類に基づいた運動療法」をテーマに執筆していただいた。
 次に、超音波画像診断(エコー)を診断、治療に活用され、本誌でも連載を担当していただいた高橋周先生(P.16)が今年9月に仙台市で「東あおば整形外科」を開業された。その前の気仙沼市立病院スポーツ外来でも同様にエコーを活用されてきたが、ジャンパー膝の治療経験も豊富である。新しいコンセプトによる施設とそこでのジャンパー膝への対応を聞くため仙台に出かけた。
 真新しい施設の診察室には確かにエコー装置が置いてあり、同じ建物の2階には連携するメディカルフィットネス施設もあり、そこにはユニークな機器が揃っていた。
 ジャンパー膝に対しても、初診でその場でエコーを用いて診断する。エコーによって正確な診断ができ、運動療法は同施設のリハビリテーション室で実施、その後競技復帰を目指して、必要に応じてメディカルフィットネス施設でさらに負荷の強いトレーニングを行う。運動療法については、やはりエコーを活用しておられる理学療法士、村瀬善彰先生(P.19)にインタビューした。
 ジャンパー膝への対応について、両施設の考え方と実際の方法は大いに参考になるのではないだろうか。
 取材、執筆にご協力いただいた諸先生、ありがとうございました。(清家)


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