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No.1〜137

DVD版 月刊スポーツメディスン
特集パック No.28-137


*注1
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Sportsmedicine No.138, 2012
月刊スポ-ツメディスン 2012年2・3月合併号 通巻138号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,000円(+税) クリアランスセール特価500円+税
年間購読料10,000円(税込)


■特集 股関節の痛み——鼠径周辺部痛、FAI、関節唇損傷、その他の痛みへのアプローチ

今話題になっている股関節痛。近年の概念であるFAIと関節唇損傷に対する股関節鏡手術とともに、股関節痛全般について整理し、医師、理学療法士、トレーナー、コーチ、ボディワーク指導者、計6人の先生に取材してまとめた特集。118号で「アスリートの股関節」という特集を組んだが、それに続く内容である。とくにアスリートの場合を中心に聞いたが、中高齢者の股関節痛への対応についても紹介する。未解決の問題や今後の課題もあるが、幅広い視野で取り組んだ股関節へのアプローチ、である。

1 股関節唇損傷の鑑別診断
橋本祐介・大阪市立大学大学院医学研究科整形外科学教室 講師

2 股関節鏡手術――FAIと関節唇損傷
内田宗志・産業医科大学若松病院整形外科

3 股関節疾患のリハビリテーション――股関節唇損傷の股関節鏡手術のリハビリとともに
國津秀治・亀井整形外科医院 理学療法士

4 スポーツ選手の鼠径周辺部痛(Groin pain)へのアプローチ
畑中仁堂・じんどう整骨院アスリート、柔道整復師、鍼灸マッサージ師、日本体育協会公認アスレティックトレーナー

5 股関節へのアプローチ――スピードスケートの場合
青柳 徹・日本体育大学准教授、同大学スケート部部長、財団法人 日本スケート連盟スピードスケートネオシニア強化コーチ

6 股関節のレッスン――フェルデンクライスメソッドのアプローチ
小林みゆき・フェルデンクライス・カフェ京都、フェルデンクライスメソッド・プラクティショナー

特集頁例  msm138.pdf *注1


Contribution
寄稿
当センターにおけるスポーツ支援活動報告と今後の展望――スポーツ立国戦略元年の実際の活動
玉置龍也・横浜市スポーツ医科学センター、リハビリテーション科 理学療法士

Clinical Essay
日々の臨床から「診察室で行っている筋と脳へのアプローチ」
股関節を守る筋の不思議
丹羽滋郎・愛知医科大学名誉教授、同大学運動療育センター教学監

Sports & Law
基礎から学ぶ「スポーツと法」
格闘技における事故の責任について
望月克也・スポーツ法政策研究会、銀座共同法律事務所、弁護士

Sports and Medicine
スポーツと医療の現場から考える
心臓震盪の話――スポーツの現場でできること
河崎賢三・桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部准教授

The Challenge
アスリートの挑戦
吉村祥子【レスリング】エステティックTBC、JOCエリートアカデミーレスリングコーチ

Meridian Stretch
「経絡ストレッチ」――身体の異常判断と修正が容易にできる
経絡ストレッチで症状を改善しよう19
ランナーに起こりやすい傷害への対応(1)――シンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)
朝日山一男・神奈川衛生学園専門学校

Physical Essay
からだのエッセイ「身体の森」
親水
山田ゆかり・スポーツライター 早稲田大学非常勤講師 一般社団法人飛騨シューレ代表理事



 118号で「アスリートの股関節」という特集を組んだ。そのときにも内田宗志先生(P.8)に取材させていただいたが、今年1月に大阪のホテルで股関節鏡研究会と懇親会があり、お誘いしていただいたので、行ってみた。そのときいろいろな先生にお目にかかったが、股関節鏡に対する関心の高まりを感じた。また別の整形外科の先生も「今は股関節だな」という話を聞き、もう一度股関節を特集テーマにしようと考えた。
 股関節でどなたに取材すればよいか、内田先生はじめ何人かの人に聞いたが、なかでもTwitterで推薦していただいた先生もいた(今回は取材できず)。最近は、TwitterやFacebookを通じて、知り合いになったり、実際にお目にかかり取材ということになることも増えてきた。時代は確実に変化していると感じる。
 まず北九州に行き、そこから内田先生が手術された患者さんのリハビリを担当された國津秀治先生(P.14)にお会いした。まだ股関節鏡手術の症例が少なく手探り状態とのこと。同じ手術のリハビリを担当している理学療法士の集まりがあるといいのだが、内田先生が世話人をされている股関節鏡研究会は医師だけでなく、理学療法士など幅広い参加がある。情報ネットワークが出来上がっていくのではないだろうか。
 続いて取材したのがフェルデンクライスメソッドの小林みゆき先生(P.35)。京都宇治市のマンションで「フェルデンクライス・カフェ京都」を開いておられる。もともとダンサーで膝を痛め、フェルデンクライスメソッドで自分のからだに起こっていることがわかったと言う。おもしろいレッスンを1人2役で紹介していただいた。
 取材旅行の最後は大阪市大の橋本祐介先生(P.2)。関節唇損傷について丁寧に解説していただき、今回なくてはならない話となった。
 取材旅行とは別に、埼玉県川口市で畑中仁堂先生(P.19)と日体大の青柳徹先生(P.31)にも取材。畑中先生は仁賀定雄先生の患者さんのリハビリを多く担当されていて、取材時も100枚を超えるスライドで解説していただいた。膨大で多数を割愛しなければいけなかった。青柳先生はオリンピック出場経験が豊富で現在はコーチ。その見る目の鋭さには感服する。コーチのみる股関節と全身の関係に注目していただきたい。(清家)


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