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No.1〜134

DVD版 月刊スポーツメディスン
特集パック No.28-137


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Sportsmedicine No.135, 2011
月刊スポーツメディスン 2011年11月号 通巻135号

A4変型判 52頁 中綴じ 定価1,000円(+税) クリアランスセール特価500円+税
年間購読料10,000円(税込)


■特集 筋力の問題
——筋力、筋量、筋機能、筋出力、筋活動の視点から

筋力は、関節可動域と並び、リハビリテーションにおいて重視されるポイントである。筋力については、筋量、筋出力、筋機能、筋活動など、さまざまな視点が絡んでくる。この特集では、スポーツやリハビリテーションにおいて、筋力に関し、どのように捉え、どのように対応しているか、またそこにどういう疑問があるのか、整形外科、理学療法、制御工学などを専門とする先生がたに、臨床現場で起こっていること、行われていることについて取材した。また本誌105号の特集で登場していただいた熊本先生に二関節筋の話をさらに突っ込んで聞いた。

1 筋量、角速度に見合った筋出力という視点
吉田昌平・財団法人 京都地域医療研究所、がくさい病院リハビリテーション科

2 できない動作を可能にするもの——筋力と筋力以外の要素、重力と脳のソフトとともに
丹羽滋郎・愛知医科大学名誉教授、同大学運動療育センター教学監
同席者:高柳富士丸・東海学園大学
同席者:宮川博文・愛知医科大学運動療育センター
同席者:稲見崇孝・同上
同席者:井上雅之・同上

3 理学療法における筋力トレーニングの考え方——臨床を通じて変わってきた自らの考え方と方法
大工谷新一・岸和田盈進会病院 リハビリテーション部 部長、南大阪スポーツメディカル&ヘルスケアセンター センター長

4 避けて通れない「二関節筋」の概念——科学基礎としての二関節筋
熊本水賴・京都大学名誉教授

特集頁例  msm135.pdf *注1


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 133号で関節可動域の特集を組んだあと、「では、筋力はどうなのだろう」と考えた。そこでいろいろな人に筋力について聞いてみると、フィラメントレベルの筋力と、たとえば砲丸投げで発揮される筋力とを同じように捉えることはできないだろうという話や、ある筋が単独で力を発揮することはないから、どこどこの筋の筋力と言っても正確ではないという話、これはますます特集で扱う価値ありだなと思った。
 では、どなたに取材するか。これについても、いろいろな人に聞いてみた。理学療法士では、大工谷新一先生(P.22)と吉田昌平先生(P.4)のお名前が挙がってきた。そうこうするうちに、熊本水賴先生とお会いする機会があり、105号の特集で組んだ二関節筋に関するその後の進展をうかがい、それならこの号で重要な二関節筋についても詳細に語っていただこうと考えた。そして、本誌連載の丹羽滋郎先生(P.12)。筋力やその発揮の問題などについて多くの原稿を寄せていただいている。一度、まとめて聞いてみよう。こうして、特集企画がまとまった。
 まず、名古屋に行き、愛知医科大学へ。丹羽先生のほか、高栁富士丸先生はじめ共同研究グループの宮川博文先生、稲見崇孝先生、井上雅之先生も同席され、いろいろな話が出てきた。
 そこから、京都・大津の熊本先生(P.32)のご自宅を目指し、昔京があった土地を歩いて行った。「あんたの肘にモーターはついとるか」というわかりやすい呼びかけ。ついているわけがないが、ロボットでもその他でもそういう関節駆動系の考えで進められている。シーラカンスに二関節筋のルーツが見出されて、今後新たな展開が期待されそうである。
 そこから今度は大阪へ。大工谷先生に会い、日頃の臨床を通じて感じてこられたこと、疑問、対応などについて聞いた。「サッカーなら45分、パフォーマンスを維持できる筋力」という発想はスポーツ現場のセンスとしても理解しやすい。その翌朝取材した吉田先生は筋量と筋出力の関係や角速度ごとの筋出力など、選手にもわかりやすい手法を開発してリハビリテーションを行っておられる。
 みなさん、大変お忙しいなか、時間を割いていただき、ようやく完成した特集。ご意見をお寄せいただければ嬉しい限りです。(清家)


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